教えて 創業の先輩

三原ひのまる接骨院 / 長尾 浩平さん / 令和3年6月創業 / 三原市本郷在住

手わざの治療で身体の痛みを解決 
コロナ禍の開院はワクワクとドキドキ半々 
「笑顔でありがとう」に感謝 口コミ広がる

三原ひのまる接骨院

「三原ひのまる接骨院」の事業内容は?

関節と筋肉の関係性を最適化することに焦点を当てたKYテクニックという技術をもとに、運動器官のスペシャリストとして、幅広い世代の方々の身体の痛みに適切な施術で対処し、理想の身体に戻して、お悩みからの解放をサポートします。重視するのは初診のカウンセリング。痛みをかばって、表情や姿勢に顕れるため、特に気を遣いますね。現役世代の方が仕事終わりに来ていただけるよう、夜の受付は8時まで。「日本の健康文化にど真ん中から貢献する治療院に」という思いを屋号に込めました。三原市内を中心に、しまなみ地域からの来院も口コミで増え、広がりに感謝しています。

三原ひのまる接骨院

起業した動機は?

兵庫の出身で専門学校を卒業後、21歳からこの業界一筋。最初はスポーツトレーナーとして勤務し、プロスポーツ選手のトレーナーをする機会もありました。しかし先輩から聞いていた「待遇面の厳しさ」を実感したことが、独立を目指すきっかけに。そこで柔道整復師資格の取得を目指して、23歳から夜間の学校に通って学び、26歳で国家試験に合格。その後、当時住んでいた東広島市の治療院に勤務し院長として働いていましたが、契約更新時と重なった30歳の時に、キリ良く独立を決意しました。

三原ひのまる接骨院

起業するための準備は?

前職は2021年5月末での退職が決まっており、前もって妻の実家のある三原に移住して開業することを決め、東広島と三原を往復しながらの準備となりました。開業を決めてから6月20日オープンに向けて準備期間3カ月と極めて短期間ながら、ご縁もあってJR三原駅北口徒歩1分の店舗を借りることができました。前の契約者も同業種のため、大きな改装が不要だったことも魅力でしたね。そんな中、目に留まった(株)まちづくり三原を訪問。既に店舗は契約予定だったので、家賃補助や移住に関する補助などに関して相談し、行政の窓口など相談先のアドバイスをいただき、助かりました。

三原ひのまる接骨院

起業して良かったことは?

コロナ禍での開業でワクワク半分ドキドキ半分、準備で飛び回る中、体重も14キロ痩せましたが、当院で良くなった患者様が同じ悩みを抱えている別の患者様をご紹介くださるなど、口コミで来院者も増えています。患者様ご自身の「楽になった」「定期的に通ってメンテナンスを」というお気持ちから当院を選んでいただいており、手ごたえを感じています。笑顔で「ありがとう」と感謝されることが何より嬉しいですね。経営者仲間にも恵まれ、三原への移住を喜んでもらったり、親身にアドバイスいただいたり…。ありがたいご縁に、心から感謝しています。家族や友人からの応援も心強いですね。

三原ひのまる接骨院

起業を目指している人へ、メッセージを。

「将来独立できたら…」や「もう少しお金が貯まってから」「今はまだ社会情勢が…」など「今はまだ独立しない理由」をつい自分で作りがち。覚悟を決めて、やるならやる、そして「他責」でなく「自責」で動きましょう。不安や失敗も、誰かに相談する。必ず応援してくれる人が現れますから。そのおかげで失敗に終わらず、次につながります。夢や目標をしっかりもち、行動指針を決めて、積極的にチャレンジしてください。私もいつでも相談に乗りますよ!

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三原ひのまる接骨院

住所:三原市本町1丁目5-5
電話:0848-38-9101
営業時間:9:00~20:00
定休日:不定休
P:あり
LINE予約可
HP:https://www.hinomarusekkotsuin.com/